特定非営利活動法人ATWORLDとは

現在ミャンマーに多くある孤児院の支援活動を行っている団体です。

将来的には、日本を含めアジアの未来を担うこどもたちに対する、様々な支援活動をしていく予定です。

私たちは、大勢の人に助けられて生きてきました。私たちも、誰かの助けになりたい。

そしてそのおもいは必ず輪廻して、新たなおもいはまたきっと、誰かの助けになるはずです。

活動内容とその目的

他民族国家であるミャンマーでは、古くから民族間の内戦が繰り返され、国内全土に多くの両親を失った孤児がいます。そのこどもたちを保護する孤児院の支援をします。その目的は、恵まれない生活をしているこどもたちの環境を衛生的に改善することで病気を減らし、勉強ができる環境を整え、自活を教え、国をリードしていくような大人になってもらうことです。

活動理念

こどもたちの未来を考えることは、地球の未来を考えること。

代表挨拶

代表理事 溝口淳美

代表理事 溝口淳美

代表理事 溝口淳美です。私が発展途上国の支援について興味を持ったのは、ちょうど10年前のこと。通っていた大学で、国際協力、という名の夏の特別講義を受けたある日でした。あの頃、ただ就職先に困らないから、資格があった方が時間給がいいから、というような単純な理由で歯科衛生士という資格を取るために通っていた大学は、私にとってあまり面白いものではなく、夏休みを削って出席しなければならなかったその講義も、めんどくさい、が本音でした。

しかし、その内容は、想像を超えた私の知らない世界でした。お母さんの知識不足故に死んで行くこどもたち、衛生環境さえ整っていれば助かる命や、日本では考えられないような劣悪な環境でそれでも笑顔で生きようとするこどもたちに、大きな衝撃を受けたことをはっきりと覚えています。

 

私たちドクターがひとりの人をオペしている間に、あなたたち歯科衛生士は何人もの人に衛生指導を行うことで、またその人が更に多くの人に伝えることで、大きな感染を防げるかもしれない。病気を予防できるかもしれない。

 

恩師のその言葉はあまりにも印象的で、歯科衛生士という仕事に就くことにプライドを持った瞬間でした。

その後、ボランティアという形で数々アジアの途上国を訪れ、歯科衛生士として指導、口腔管理等に携わっていく中で、特に最貧国であるミャンマーの孤児院でのこどもたちの生活環境を目の当たりにしました。着るものも食べるものも満足に与えられず、それでも笑顔で私たちを迎えてくれる彼らに何かできることはないだろうか、そんなおもいから、これまでの15年をミャンマーの発展に尽力されてきた田中さんの協力を得て、今回このような団体を設立させていただきました。

どうか少しでも何かを感じていただけたらば、何かの形で関わっていただけたら、幸いです。お気軽にお問い合わせいただけたら、嬉しくおもいます。

代表理事 溝口淳美

 

監事 田中和雄

監事 田中和雄

監事 田中和雄です。私どもの活動の歴史を振り返ると既に15年の歳月が流れております。

最初にミャンマーを訪れたとき、たまたまミャンマー人夫婦に誘われてモン州のある孤児院訪れ、衝撃的な場面に直面しました。

軍事政権と少数民族間による衝突から、多くの孤児が生じており当該孤児院で、日本では見たこともない粗末な牛小屋のような校舎と風雨の吹き込む宿舎で生活している子供達を目の当たりにしました。

そして涙を流すだけで、何もやれない自分の無力さを痛感しました。

聞けばそのような孤児院は都心部のヤンゴンだけでも100箇所あり、地方を含めると数え切れないほどだと聞かされました。

それ以来たとえ小さな支援でも、自分のできることをやらせて貰いたいと、以下のような支援を行ってきました。

 

自活のための野菜作りを教える

野菜を作るノウハウはもちろん、それを市場に出してお金に変えるところまでを教えて、生きる力です。

それを孤児院にいるこどもに伝え、そのこどもが独立したら人に伝えることでまた、より多くの人たちに知ってもらうことができます。

日本米やこんにゃく作りを教え、海外に輸出する場合もあります。

また、安全で安心な野菜を作るためにふんだんにある籾殻を使って、細かい勲たんにしたり、日本から持って行った特殊なバクテリアを使って堆肥にします。

1万5000円あれば、その特殊なバクテリアを1袋購入することができます。

有機肥料作り 指導の様子

有機堆肥作り指導の様子

育成したサラダ菜

育成したサラダ菜

 井戸を掘る

ミャンマーでは、11月から5月までは乾季でまったく雨が降らないため、農業はできません。農業を生業にしている地域では、収入が完全にストップしてしまいます。もし、井戸が村に一つあれば、乾季の期間にもきちんと水が確保できます。

自分たちで掘って惚れるのはせいぜい5mくらいです。しかし、泥が混じらず農業に使用できる水は、約50m掘らないと確保できません。

20万円あれば、ひとつの村にひとつ、井戸を掘ることができます。

フルムーン孤児院での井戸掘り

フルムーン孤児院での井戸掘り

井戸水を水田に利用している風景

井戸水を水田に利用している風景

 建物を建てる

孤児院においては、勉強や食事をする場所さえもままならず、戦後の日本のように青空のもとで全てを行うことが普通でした。校舎をひとつ建てることで、スペースを確保できます。

また、それまでヤンゴンから遠く外れた場所では交通の便が悪く、活動を行う外国人支援者が何時間もかけてのためのゲストハウスを建てることで、何日か滞在し活動を行うことが可能になりました。

1200万円あれば、校舎がひとつ建ちます。

300万円あれば、ゲストハウスがひとつ建ちます。

トーカミャンチャン孤児院の校舎完成の様子

トーカミャンチャン孤児院の校舎完成の様子

フルムーン孤児院の校舎完成式

フルムーン孤児院の校舎完成式の様子

孤児院の校舎をご寄付いただいた方

お菓子や果物をプレゼントする

歯ブラシや、鉛筆、ノートはもちろん、お菓子などをプレゼントすることも、時には必要で大切なことです。

ミャンマーの物価は、日本と比べたらとても安く、1万円あれば、山ほどのお菓子を購入することができます。

日本から、かき氷機を持参してプレゼントしている様子

日本から、かき氷機を持参してプレゼントしている様子

日本の歯科医療グループ(NCA)の活動をお世話して子供達の歯科ケアを実現する

歯みがきで世界から虫歯をなくす会(No Caries Asoc)は、日本から10~20名程度の有志メンバーを募り、年1回ミャンマーにてこどもたちの歯科治療と歯の磨き方、歯を磨くことの大切さを伝えています。歯を大切にすることは、健康に生きるために必要不可欠です。

1万円あれば、日本から清潔でこどもが使いやすい歯ブラシを100本、届けることができます。

NCAでの活躍の様子

NCAでの活躍の様子

歯ブラシをプレゼントした様子

歯ブラシをプレゼントした様子

以上は、田中和雄(現在74歳)の個人として活動してきましたが、日本の歯科医師グループ 歯みがきで世界から虫歯をなくす会 (NCA)メンバーの一人、溝口淳美がこの活動に共鳴し、更に多くの活動をすべく当NPO法人を設立し、有志のメンバーを揃えて法人活動へと昇華することになりました。

皆様の暖かいご支援を賜りたく心からお願い申し上げます。

監事 田中和雄

 

ご支援はこちらへ

一口10,000円のご寄付を賜りたくお願い致します。

お振込は下記ゆうちょ銀行へお願いします。

ゆうちょ銀行からのお振込

記号 12010
番号 13541411
口座名 特定非営利活動法人ATWORLD

ゆうちょ銀行以外の金融機関からのお振込

店名 二〇八(ニゼロハチ)
店番 208
預金種目 普通
番号 1354141
口座名 特定非営利活動法人ATWORLD

組織概要

名称
特定非営利活動法人ATWORLD
所在地
〒477-0031 愛知県東海市大田町蟹田105番地
電話番号
090-3939-1137
メールアドレス
npo@atworld.jp
instagram
https://www.instagram.com/atworld.npo/

 

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